東日本大震災後、それまで一般的だったプレハブに加え、県内では約6千戸の木造仮設住宅が造られた。被災者の暮らしを暖かく支える住まいづくりに尽力した南会津町の建築家、芳賀沼整（はがぬませい）さんは昨年12月21日、悪性リンパ腫で61歳の生涯を閉じた。仲間たちは「芳賀沼さんの精神をどういう形で引き継いでいけるか」と議論を始めている。
2月11～13日、郡山駅前のビッグアイ6階で、日本建築家協会（JIA）福島地域会主催で、芳賀沼さんの業績を紹介する展示会があった。11日午後には会員や研究者ら約30人が集まって、足跡や影響などを話し合う場が設けられた。
印象的な出来事として挙げられたのが、2011年4月9日、県が発表した木造仮設住宅の供給に関する公募にどう対応するか、をめぐる話し合いだった。
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February 14, 2020 at 08:30AM
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福島）昨年末死去の建築家「被災者のため」精神継ぐ仲間 - 朝日新聞社
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