テレビユー福島
郡山市で起きた飲食店爆発事故から8月3日で4日が経ち、被害を受けた住宅や店舗では片付けや復旧作業が続けられています。そうした中、被害を受けた被災者を対象に、3日から罹災証明書の受け付けが始まりました。 7月30日に郡山市の飲食店で起きた爆発事故では、店の工事を担当していた内装業者の男性が死亡し19人が重軽傷を負いました。郡山消防本部によりますと、この爆発事故で被害を受けた住宅や店舗などは少なくとも184棟に上るということです。 これを受け、郡山消防本部では、3日から罹災証明書の受け付けが始まりました。窓口には、朝から被災した住民が訪れ、担当者の説明を聞きながら手続きを行っていました。 「小さいガラスをいれると80数枚あるけど、約半分近く壊れてる、すごいです。罹災証明書がないと保険会社に申請できないだから、早く来た(高橋紀三さん) 爆発があった飲食店の近くに住む高橋紀三さん(82)。妻と二人で暮らす高橋さんの家も外壁が壊れたり窓ガラスが割れたりするなど被害を受けました。 「前にもガラスがあったので4枚、それが全部なくなりました」(高橋さん) 爆発で業者の修理が間に合わないため、窓が割れたところにブルーシートを張るなど対応しています。 「これなんでかというと、雨が入ってきてこの辺濡れちゃうんですよ。だからごまかしてこんなことやっています。(不安の)一番はやっぱり台風でしょう。あれきたら大変でしょ。みんな入っちゃうから」(高橋さん) こうした状況でも家に住み続けるのには、防犯面での不安もあるからだと、高橋さんは話します。 「(家を)あけたってどうしようもないからね。何かなくなったりしたら困るからね。おまわりさんいるから大丈夫だと思うけど」(高橋さん) あの爆発事故から4日。住宅だけでなく、現場周辺の店舗も被害が大きく、いつ再開ができるかわからない状況が続いていて、日常が戻るまでに時間がかかりそうです。
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August 03, 2020 at 07:31PM
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