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Sunday, February 21, 2021

“眠れない”“血圧上昇”処方箋データが語る被災者の心身不調 - NHK NEWS WEB

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震災後、住まいの環境が変わったことで「体」の異変を感じるようになった人がいます。甲斐谷クミ子さん(87)は、血圧が急上昇し、脳卒中や脳血管の疾患を発症するリスクを抱えています。毎日、血圧を下げる薬を飲んでいますが、正常な値まで下がることはありません。

甲斐谷さんの血圧が上昇し始めたのは、5年前。それまで暮らしていた仮設住宅では近所の友人と一緒に体を動かす機会が多く、血圧は安定していました。

ところが、自宅を失った被災者のための災害公営住宅に入居すると、ほとんど知人がおらず、外出は激減。かかりつけの医師からは、「運動不足」が高血圧の原因の一つだと指摘され、いつまで健康でいられるか不安を感じています。

(甲斐谷クミ子さん)
「どうしてもこういう住宅に入ると、マンションみたいになってドア一つで(隔たれて)声をかけづらかったりなんかします。痛み止めとか、それからよく胃の調子が悪くなったりして、そういう薬も追加してもらっています。日常の生活がスムーズにできないということがいちばんの不安です」

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