震災時、岩手に派遣の機動隊員 被災者の激励に奮い立つ日々 - 秋田魁新報

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黙とうする虻川警部補（左から２人目）

　「子どもの遺体はありませんでしたか」。息子を捜す父親らしき男性から、すがりつくように声を掛けられた。秋田県警機動隊の虻川大樹（ひろき）警部補（３５）は、東日本大震災発生を受けて派遣された岩手県での体験が今も鮮明だ。

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