島根県松江市島根町加賀の火災を受け、町内で3日に開催予定だった桜まつりが中止となった。地元産のアワビご飯の販売を準備していたまつえ北商工会青年部のメンバーが同日、避難所の島根公民館を訪れ、70食分を被災者に振る舞って元気づけた。 同町は海岸沿いに多くの桜があり「チェリーロード」と名付けられた花見スポットが人気を集める。火災で毎年開く桜まつりの中止が決まり、出店予定だった同青年部は「被災者支援ができないか」と話し合い、無償提供を決めた。 島根公民館には3日正午現在、6世帯11人が避難。同青年部のメンバーが大きな釜を持ち込み、避難所の職員がご飯をよそって、次々と配った。自宅の延焼は免れたものの、断水と停電のため身を寄せている石橋恵登美さん(78)は「避難所に来たときはショックが大きく、食欲もなかった。おいしく頂いて幸せを感じている」と笑顔を見せた。避難所の手伝いに来ていた住民にも配られた。
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