30日(日)深夜1時20分放送
秋は紅葉、冬は霧氷など四季折々の表情を見せる雲仙の山々は、地元の人たちにも親しまれてきた山です。また島原市や南島原市深江町は県内有数の葉タバコ産地で、初夏の畑では立派に育った葉タバコが青々と茂ります。
そうした豊かな自然やそこに暮らす人々の生活を一変させたのが、30年前の雲仙・普賢岳の大火砕流惨事です。約200年ぶりに噴火活動を再開した普賢岳で、1991年6月3日に大規模な火砕流が発生し、消防団員や報道関係者など43人が犠牲となりました。
火砕流で父親、それに家や畑も失った農家の後継ぎ。取材中に火砕流に巻き込まれた報道関係者遺族。被災者支援の運動を続けながら農業の再建を目指した農家。彼らは6月3日の大火砕流を境に人生の岐路に立たされました。そして災害後、遺族や被災者はそれぞれの人生を歩む中で、災害からの復興、災害の継承、命を守る活動にも携わるようになっています。
からの記事と詳細 ( NBCから:遺族、被災者の「今」描く 報道特別番組「6.3大火砕流が変えた人生~普賢岳災害から30年~」 /長崎 - 毎日新聞 )
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