
熊本県民テレビ(KKT)
去年7月の熊本豪雨から10か月が過ぎ風化が懸念されている。そんな中で八代市の坂本町で被災者の声を聞くツアーが開かれた。 この日、ツアー客が訪れたのは熊本豪雨で天井近くまで冠水した坂本駅。 案内するのは球磨川リバーガイドの溝口隼平さん。坂本町でラフティング会社を経営していたが自宅兼事務所は豪雨で流された。 “災害を自分事として考えてほしい”こうした思いで熊本市の旅行会社が企画したツアー。被災者の声を直接聞くことできるのが大きな特徴だ。 溝口さん 「建物の中は当時のまま。カビが生えて大変な状況」 参加者 「これだけしっかりしていると大丈夫って思うでしょうけれどね」 続いて一行が訪れたのは坂本地区唯一のスーパー「デイリーショップ本田」。 デイリーショップ本田・本田進さん 「昨年の7月以降、見る影もない状況になってしまって」 濁流が押し寄せた店内。店主の本田さんは2か月もの間、泥かき作業に追われた。田さんは当時の川の様子や自身が隣りの自宅から泳いで避難したことなどを話し参加者たちは真剣な表情で聞いていた。 旅のよろこび株式会社・宮川和夫社長 「地元の方、被災された方の生の声を聞かせて頂くというのを一番大事にしている。コロナ禍が終われば全国の皆さんに熊本、坂本に来て頂きたい」 被災地に心を寄せる新たなツアー。宮川社長は「町が復興するまで続けていきたい」と話している。
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