
熱海市で起きた土石流災害について8月11日から被災者の一時帰宅が再開し、立ち入り禁止区域の住民らが久しぶりに自宅に戻った。
熱海市伊豆山では捜索活動が続く中、立ち入り禁止区域の住民を対象に一時帰宅が再開された。
一時帰宅は7月にも行われたが安全性の確保の問題から中断していた。
11日は市の職員とボランティアの立ち合いのもと、安全性を確保した上で行われたという。
一時帰宅の時間は30分ほどで主に貴重品の持ち出しや片付けなどを目的にしている。
(一時帰宅をした女性)
「やっぱりうちだからいいにはいいけれどどうやって片付けようかなという感じ、においもするし、水も出てないから」と話した。
7月3日の発災以来、初めて戻った自宅を見て先が見えなくなったという。
また別の男性は「やっと帰れた。とにかくホテルで不自由はそこまでないが家と違うのだごく疲れる…」と話した。
男性の自宅は土砂が家の中に入り込んでいて、全壊の判定を受けたという。
男性が撮影した自宅の映像には背丈よりも高い位置まで泥の跡があった。
土石流の発生以来、初めて家の中に入り泥をかきわけあるものを探したという。
それはリビングに埋まっていたという思い入れのあるぬいぐるみだった。
(一時帰宅した男性)
「ずっとこれだけを取り出したいと思っていた。個人的には携帯とか財布より重要。生まれた時からずっとあるので」
被災者たちは避難先での生活が続く中、自宅にあったかけがえのないものを持ち帰っていた。
からの記事と詳細 ( 熱海・土石流 一時帰宅が再開 被災者が“思い出の品”持ち帰る|NNNニュース - 日テレNEWS24 )
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