
千曲川の堤防決壊からきょうで2年。特集はこちらの新聞「復興タイムズ」です。被災地・長野市長沼の復旧状況やイベントの告知などが掲載され、住民に月1回配布されています。新聞を作っているのは被災した住民たちです。この2年間、どのような思いで記事を書いてきたのか。復興タイムズの歩みとこれからを取材しました。
10月3日、長沼地区で開かれた「追悼・復興・感謝のつどい」。多くの住民が集まり、復興への思いを新たにしました。
受付で配られていたのは、「復興タイムズ」。 今や、地区ではおなじみの新聞です。
第1号の発行は去年7月。 被災した住宅を修理して、住民たちの「お茶のみ場」にした話題などを伝えています。 編集後記では… (第1号 発行2020年7月 編集後記より) 「我が家の再建をどうするか、地域の復興がどうなっていくのか、まだ『日常』とは言えない日々が続いています」 「様々な理由で地域住民同士が離れ離れになる中(略)みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう」 それから月1回、A4サイズの両面に被災地の状況を伝え、今月で16号。 今年6月、県立図書館から寄贈の依頼があり、「郷土資料」として永年保存されることになりました。
発行しているのは穂保区の住民5人とボランティア2人で作る実行委員会。編集長は住民の住田昌生さん(67)です。 復興タイムズ編集長・住田昌生さん: 「(被災後は)ほとんどがみなし仮設とか仮設住宅に住んでいて、長沼がどうなっているかわからない。そういった時に復興タイムズというのを作って、地元でどんな事が起きているか伝えてあげようというのが本来の目的」 住田さんも被災者。復興タイムズはつながりを求めた被災者によってつくれたものでした。
堤防決壊から1カ月。 ボランティアによる泥の撤去が本格化していたころの住田さんです。 住田昌生さん(2019年11月取材): 「むなしいと思うね…3年前にリフォームしたの。こうなるとは思ってなかった」 住田さんは定年を機に夫婦で母親の暮らす長沼の実家に戻りました。リフォームしたばかりだった家は1メートル以上浸水。親せきの家に身を寄せた後、別の地区の「みなし仮設住宅」に入りました。 住田昌生さん(2019年11月取材): 「女房とも話したけど、こうなるとわかっていたら、リフォームしなかったね…。ここから引っ越すといっても、見慣れない土地に行かなければいけないというのと、じゃあ処分したとして誰が買ってくれるのか」 いずれ、長沼に戻る…。住田さんはそう決めていました。
からの記事と詳細 ( “住民につながりを” 「復興タイムズ」の歩み 被災者が被災者のために…役割模索 千曲川の堤防決壊から2年(NBS長野放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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