西銘復興大臣は宮城県の村井知事と会談し、東日本大震災の被災者の心のケアや風評被害対策などについての要望を受けました。
このあと記者団に対し、被災者の心に寄り添い現場主義に徹して復興に取り組んでいく考えを強調しました。
西銘復興大臣は6日、福島県を訪れて内堀知事と会談したのに続き7日、復興庁の入る東京 霞が関の合同庁舎で、宮城県の村井知事と会談しました。
この中で西銘大臣は「岸田総理大臣からは『全閣僚が復興大臣だ』と言われている。副大臣らとともに『チーム復興庁』で全力で取り組みたい」と述べました。
これに対し村井知事は「震災から10年がたち、宮城の復興は相当進んだ。ハード面の整備はほぼ終わったが、ソフト事業でいろいろとやらなければならないことがあるので、引き続きよろしくお願いしたい」と述べ、被災者の心のケアや風評被害対策などへの支援を求めました。
このあと西銘大臣は記者団に対し「被災者の心に寄り添い、現場主義に徹して地元に不安を与えないような形で取り組んでいきたい」と述べました。
「被災者に寄り添って課題解決」岩手県知事と会談
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西銘復興大臣は、6日、福島県を訪問したのに続いて、7日は、就任後初めて岩手県を訪れ、達増知事と会談しました。
この中で、西銘大臣は「岸田総理大臣からは『東北の再生なくして日本の再生なし』という力強いことばがあり、現場に出向いて被災者の声に耳を傾け、心を一つにして頑張るよう指示があった。足しげく通って全力で頑張りたい」と述べました。
これに対し、達増知事は「東日本大震災の発生から、ことしの3月で10年がたったが、現地には生活面やなりわいの課題がある。被災者に寄り添って、耳を傾け、誰1人取り残すことのない復興が成就するようお願いしたい」と述べました。
このあと、西銘大臣は、記者団に対し「さまざまな心のケアや産業、なりわいの課題があると感じている。被災者の心に寄り添って、しっかりと対応していきたい。現場の人と一緒に課題を解決していくのが基本だ」と述べました。
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