
武雄市は、ことし8月の記録的な大雨で浸水被害を受けた住民が、市内の安全な別の場所に移住する場合にかかる費用のうち最大250万円を補助する新たな復興支援策をまとめました。
これは12日、武雄市の小松政市長が水に強い住まいをつくる復興施策の一環として記者会見して明らかにしました。
それによりますと、今回の大雨やおととしの佐賀豪雨で住宅が床上浸水する被害を受けた市民を対象に、市内の安全な別の場所へ移住する際に必要な費用のうち最大250万円を補助します。
具体的には同じ地区内や町内に移住する場合は150万円、それ以外の市内に移住する場合は100万円を補助するほか、元の住宅の取り壊しにかかる費用についても100万円を上限に補助します。
マンションなどに移住する場合にも適用されます。
市は今月下旬から申請を受け付けることにしていて、財源は9月の補正予算をあてることにしています。
またこれとは別に、高台への移住を希望する住民が、速やかに土地を見つけられるよう市が民間企業と連携して宅地の整備などにあたる新たな仕組みを立ち上げ、今後、参画する企業の募集を始めることにしています。
市は先月、住宅のかさ上げにかかる費用の一部を補助する支援策も打ち出していて、小松市長は「今の場所で安全に住むことも別の場所に移住することも住まい方の幅広い選択肢を示すことが大切と考えている」と話していました。
からの記事と詳細 ( 大雨被災者が市内の安全な場所に移住する費用を補助|NHK 佐賀県のニュース - NHK NEWS WEB )
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