
ことし7月に熱海市で発生した土石流の被害を受けて、市が避難先として用意したホテルに滞在していた人たちが、公営住宅に移るなどして、24日までにホテルでの避難を終えました。
ことし7月に熱海市伊豆山地区で起きた大規模な土石流の災害では、あわせて132棟の住宅が被害を受けました。
市は、高齢者の健康への配慮や新型コロナウイルスの感染対策のため、市内の複数のホテルに協力を要請して、ホテルを避難所として用意し、一時、最大で580人あまりが避難しました。
その後、元の住宅に住み続けられなくなった人のほとんどは、公営住宅や民間の賃貸住宅を活用した「みなし仮設」などに入居しましたが、一部の被災者は引っ越しの準備が整っていないなどの事情でホテルでの避難を続けていました。
市によりますと、10月20日に2世帯5人が公営住宅に入居するなどしてホテルを出たということで、これですべての被災者がホテルでの避難を終えたということです。
市は、ホテルを出たあと、住み慣れた地域から離れて暮らす被災者が多いことから、相談員の訪問活動などを通じて孤立しないよう支援することにしています。
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