
静岡県熱海市で起きた大規模な土石流で被災した伊豆山地区の若手経営者が、新たにボランティア団体を設立し地元の復興に向けて被災した住民の連絡網づくりなどに取り組んでいくことになりました。
新たにボランティア団体を設立したのは、土石流で被災し、一時休業した熱海市伊豆山地区の弁当店の店主、高橋一美さんです。
高橋さんは土石流の発生直後から1人暮らしの高齢者に弁当を配るなどの支援にあたってきましたが、今後も活動を継続する必要があるとして、団体の設立を決めたということです。
土石流で元の住宅に住み続けられなくなった人は、公営住宅や民間の賃貸住宅を活用した「みなし仮設」などに入居しましたが、住み慣れた地域から離れて暮らす人も多くいます。
このため高橋さんの団体では、地元を離れて暮らす住民と地元に残った住民の連絡網を作ったり、孤立化を防ぐために被災した高齢者を訪問したりして、伊豆山地区の復興に取り組みたいとしています。
団体名は被災した一人ひとりを線のようにつなげるような活動を目指すとして「テンカラセン」と名付け、一緒に被災者の支援活動にあたった若手の経営者など14人が参加しています。
「テンカラセン」の高橋一美代表は、「私は生まれ育ちも伊豆山なのでこれまでの人脈を使って活動し地域の人たちのつながりを維持していきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 土石流被災地で若手経営者がボランティア団体設立 静岡熱海|NHK 東海のニュース - nhk.or.jp )
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