発生から4か月となる3日、遺族と被災者でつくる「被害者の会」の人たちが現場近くに集まり、発生当日、消防に最初の通報があった午前10時半ごろに犠牲者を悼んで黙とうをささげました。
今回の土石流をめぐっては先月末、警察が崩落の起点にあった盛り土を造成した不動産会社と、今の土地所有者の関係先を、業務上過失致死の疑いなどで捜索し、崩落の危険性を認識していたかどうかなど捜査を進めています。
「被害者の会」の副会長で自宅が全壊した太田滋さん(65)は「行方がわからない太田和子さんが、早くご家族のところに戻ってもらいたいというのを第一に考えて黙とうしました。土石流が流れた現場は何も残っておらず、なぜこんなことになってしまったのかという思いを強くしました」と話しました。
そのうえで「警察の捜査が進展し、なぜ土石流を防ぐことができなかったか、全容の解明につながればと思います」と話していました。
また自宅が全壊した田中均さん(64)は「なぜこうなったのか、真実が解明されないと亡くなった方が浮かばれないと思うので、行政は事実を包み隠さず伝えてほしいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 熱海土石流災害 遺族や被災者 現場付近で黙とう 発生から4か月 - NHK NEWS WEB )
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