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Sunday, November 21, 2021

「莫大な費用、生活再建に」 ダム反対集会で豪雨被災者ら訴え - 朝日新聞デジタル

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大木理恵子

 蒲島郁夫熊本県知事が、川辺川への流水型ダム建設を容認する意向を示してから1年。熊本市中央区の辛島公園で21日、豪雨災害被災者の多くはダムを望んでいないなどと訴える「熊本にダムはいりません!」集会(実行委員会主催)が開かれた。参加者は集会の後、近くのアーケードなどをパレードした。

 集会では、熊本県立大の中島熙八郎名誉教授や西聖一県議(立憲民主連合)、相良村のアユ漁師らが講演した。

 「7・4球磨川流域豪雨被災者・賛同者の会」などが8月、会メンバーや人吉市、球磨村の仮設住宅入居者らに実施したアンケート結果も報告された。水害対策について尋ねたところ、回答した246人のうち、流水型ダムを要望したのは20人(8・1%)、流域の既存ダムの撤去を望んだのは52人(21・1%)だった。

 会の共同代表である鳥飼香代子さん(73)はこの結果を踏まえ、「被災者の気持ちや生活実態に寄り添うべきだ。ダムをつくる費用を住宅や生活再建に使ってほしい」と訴えた。(大木理恵子)

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