熱海市で起きた土石流で被災した人や地元の住民が交流できる場所を設けようと、地元のボランティア団体が市内で整備を進めていたカフェが15日にオープンしました。
このカフェは、去年7月3日に発生した土石流で被害を受けた熱海市伊豆山地区のシンボルとなっている逢初橋にちなみ「あいぞめ珈琲店」と名付けられました。
地元から離れた暮らしを余儀なくされている人や地元に残る住民などが、交流できる場所を設けようと、地元のボランティア団体がクラウドファンディングで集めた資金を活用するなどして被災した地区の沿岸部に整備しました。
「あいぞめ珈琲店」は、広さおよそ60平方メートルで、店内には市内のホテルから譲り受けたソファーや小上がりが配置され、コーヒーやフレンチトーストなどを楽しむことができます。
入り口につながる階段には、車いすの人が利用できるよう昇降機を取り付けたほか、一部のカウンターは車いすのまま利用できる高さにしています。
店内の壁には地元の人が復興を願い、「伊豆山 元気な場所に!」などと書かれた木製のコースターも飾られています。
店では今後、客にメッセージを書いてもらってコースターを増やしていきたいとしています。
ボランティア団体「テンカラセン」の代表の高橋一美さんは「災害が発生した当初からがむしゃらに頑張ってきたので、ここまで来られてうれしく思います。友達の家で雑談をするような気持ちで来てください」と話していました。
からの記事と詳細 ( 熱海市の伊豆山地区で被災者つなぐカフェがオープン|NHK 静岡県のニュース - nhk.or.jp )
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