おととし7月の豪雨で被災し、仮設住宅で暮らす人のうち心理的なストレスを感じている人は4割以上におよび、10人に1人は「災害を思い出すと動揺する」などPTSDの症状があることが県の調査で分かりました。
この調査は県が被災者に必要な支援を把握するため、去年の8月と9月、被災した6つの市町村の仮設住宅の入居者2800人余りを対象にアンケートを行い、1304人から回答を得ました。
この中で、「そわそわ、落ち着かなく感じる」、「気分が沈み込んで、何が起こっても気が晴れない感じがする」など6つの感情になる頻度をたずねてストレスの程度調べた結果、心理的なストレスを抱えている人はおよそ44%いることがわかりました。
また、およそ10%が「災害の夢を見る」とか「災害を思い出すと気持ちが動揺する」などと回答し、PTSD=心的外傷後ストレス障害の可能性があるということです。
今回の結果を受け、県は強いストレスを感じていると回答したある人を中心に、市町村と連携して個別に悩みの相談にあたっていく方針です。
県の担当者は「精神面での不調を感じたら地域の支え合いセンターなどに気軽に相談してほしい」と呼びかけています。
からの記事と詳細 ( 豪雨被災者調査 約4割以上にストレス 1割はPTSD症状も|NHK 熊本県のニュース - nhk.or.jp )
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