2014年9月の御嶽山噴火災害の被災者家族らでつくる「山びこの会」は6月8~12日、発生から今秋で8年となる噴火災害を伝える写真展を東御市文化会館サンテラスホールで開く。犠牲者2人の遺族が暮らす同市で、記憶が薄れる戦後最大の火山災害を改めて知る機会にしてほしいと期待している。
写真展は18年に東京、19年に名古屋市、21年に木曽郡木曽町で開き、4回目。犠牲者や生還者が噴火直前に撮影した写真約90点を中心に、噴石の直撃を受けたザック、被災者の衣類など、噴火の威力を伝える遺品も展示する。噴火災害を伝えた信濃毎日新聞の記事も並べる。
同会事務局代表のシャーロック英子さん(東京)は「火山学者が少ないことが国の火山防災の課題になっている」と指摘。「噴火災害を知らない子どもたちにも呼びかけ、火山に関心を持ってもらうきっかけにしたい」と話す。
期間中の開館時間は午前9時~午後6時(最終日の12日は午後3時閉館)。入場無料。同会は、開催費に充てる寄付をゆうちょ銀行の振込先「山びこの会店番018口座番号0699178」で受け付けている。
からの記事と詳細 ( 御嶽山噴火伝える写真展 被災者のザック、衣類も展示 東御で8日から|信濃毎日新聞デジタル - 信濃毎日新聞 )
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