初公開された金杯=鹿児島市東千石町の本願寺鹿児島別院
別院によると、本願寺は西南戦争終結後、数年にわたり県に被災者救援などの寄付をした。旧県立興業館(県立博物館考古資料館、城山1丁目)の建設費として現在の約1億円に当たる1万5000円を寄付。功労に対して金杯が授与された。
桐(きり)紋が刻まれた大中小の3枚組みで、普段は金庫で保管。日置市の光林寺住職林光信さん(66)が5日「旧県立興業館とさつま開教」をテーマに法話するのに合わせ、「せっかくの機会だから」と公開を決めた。
同市から訪れた松元彰信さん(78)は「歴史を象徴するもので、とても珍しい」と感心した様子。別院の千羽顕信教化部長は「空襲によるお寺の全焼を乗り越え残ったとても貴重なもの。大切にしていきたい」と力を込めた。
からの記事と詳細 ( 西南戦争の被災者救援や旧県立興業館の建設費寄付 138年前に内務省授与の金杯 本願寺鹿児島別院が初公開 太平洋戦争の空襲による寺全焼乗り越え | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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