東日本大震災の被災地を訪ねる「高校生東北スタディツアー」に参加した生徒による報告会(県ボランティア協会主催)が23日、静岡市内で開かれた。
生徒17人と中学校教員1人が8月に4日間、岩手県沿岸部の市町で、震災遺構を見学したり、被災者に会って体験談を聞いたりした。
報告会では、生徒が現地で得た学びを発表し、県内の防災活動に反映させるべきこととして「抜き打ちの訓練を増やす」などと提案した。震災当時幼児で「記憶がない」という生徒は「『災害が起きたから得られたものがある』という被災者の言葉に驚いた」とし、次世代として教訓の伝承を託された、との実感を語った。
同県大槌町で8月に生徒たちの訪問を受け、園児を連れて津波から逃れた体験を語ったおおつちこども園の八木沢弓美子園長も講演した。
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