東日本大震災の発生から12年となる11日、札幌市では当時、高校生だった被災者の女性が子どもたちを前に講演し、周りの人と助け合うことの大切さを訴えました。
講演会は子どもたちに防災への意識を高めてもらおうと、札幌市の高校生でつくる団体が市内の小学校で開きました。
この中で、当時、高校2年生で仙台市で被災した北崎春美さんは避難所や仮設住宅での生活を写真とともに紹介し、周りの人と支援物資を分け合うなど、助け合いながら過ごした経験を語りました。
そして「災害時は小さなことでもいいので自分ができることをして周りの人と助け合うことが大切です」と訴えかけました。
会場にはAR=拡張現実の技術を使って津波による浸水を体験したり、新聞紙で皿やコップを作る方法を教わったりするブースも設けられ、子どもたちは真剣な表情で取り組んでいました。
ARで津波による浸水を体験した小学1年生の男の子は「現実だったら息もできなくて怖いと思いました。とにかく高いところに逃げたいと思います」と話していました。
からの記事と詳細 ( 東日本大震災発生から12年 被災者が助け合いの大切さ訴える|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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