倉敷市真備町の高梁川河川敷で2日、「西日本豪雨災害追悼復興5年祭」(NPO法人「災害支援団Gorilla」=ゴリラ、岡山市=主催)が開かれた。災害直後から現地などでのボランティア活動をしてきた滋賀県甲賀市、「MIHO美学院中等教育学校」の太鼓部員9人が和太鼓の力強い演奏を披露し、被災者らを力づけた。
同校の生徒たちは被災地で浸水した住居の片づけを手伝ったり、泥だらけになった被災者のアルバムを学校に送ってもらい、洗浄して送り返したりする活動を続けてきた。
太鼓部の部長、島津拓門さん(17)は「住民の方に元気を出してもらえるような、力強い曲を選んだ」と笑顔を見せた。アルバム洗浄を手伝ったという副部長の松下和生さん(18)は「ある方の、生まれてから成長していく姿が記録されたアルバムをきれいに洗いながら、日常がある日突然、災害で一転するのだとショックを受けた。今日は、みなさんに笑顔になってほしいという思いで演奏した」と話した。
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