4年前の台風19号の被災者のために長野市が建設した災害公営住宅で、ことし6月、男性が孤独死していたことが分かりました。
孤独死が確認されたのは、4年前の台風19号を受けて、おととし長野市が建設した災害公営住宅、「美濃和田団地」です。
市によりますと、ことし6月10日に、1人暮らしの男性が死亡していると、自宅を訪ねた警察から市の社会福祉協議会に連絡があったということです。
社会福祉協議会の担当者がその4日前の6日に訪ねた際は、自宅に鍵がかかり電話にも出なかったものの、団地の管理人が自宅の電気がついたり消えたりするのを見たと話したため、異常はないと判断していたということです。
長野市は、この団地で亡くなった人がしばらく時間がたってから見つかったのは初めてではないかとしています。
美濃和田団地の入居者はおよそ半数が高齢者で、さまざまな地区から移り住んでいることから孤立の恐れがあるとして、社会福祉協議会や支援団体が毎週、健康診断や住民参加の文化活動などを行っています。
市の担当者は「男性が亡くなったことは非常に残念です。今後も関係者と連携しながら被災者の見守りを続けていきます」と話しています。
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