宮崎県高原町は7日、県内で活動するキッチンカー団体と災害時の食事提供などに関する協定を結んだ。避難所には計3台の「レスキューキッチンカー」に出動してもらい、被災した人たちに1日あたり計900食ほどの無償提供を行う計画だ。
団体は、宮崎市や小林市などで飲食店やキッチンカーを営む10事業者でつくる「キッチンカー’s MIYAZAKI」を運営するSunみや企画(宮崎市)。同団体の関係者が2011年1月に新燃岳が噴火した当時の町の被災状況を聞いていたことなどから、「何か協力できることはないか」と町に打診して協定締結が決まった。自治体との協定は県内で初めてという。
町役場で行われた調印式で、高妻経信町長は「新燃岳噴火の際は避難所で温かな食事を提供することが困難だった。昨年、今年と台風で断水被害も出ており、(協定は)災害の備えとして大変ありがたい」と感謝。Sunみや企画代表の長友勇一さん(53)は「食を通して避難者を支えたい」と語った。
からの記事と詳細 ( 噴火や台風、災害時にキッチンカーが「出動」…被災者に温かい食事無償提供計画 - 読売新聞オンライン )
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