【北京=三塚聖平】中国内陸部の甘粛省で18日(日本時間19日)起きた地震で、中国国営中央テレビは19日午前、甘粛省、そして同省と隣接する青海省で計111人の死亡が確認されたと伝えた。習近平国家主席は同日午前、被災者の捜索や救助、負傷者の治療を全力で行い、「人民の生命と財産の安全を保障」するよう指示した。
地震は、甘粛省の臨夏回族自治州積石山県を震源として起きた。積石山県は、甘粛省の省都である蘭州市から約100キロの場所に位置する。被災地域は高地で寒冷な気候となっている。現地では水や電気、交通、通信といったインフラの一部が被害を受けており、復旧作業が進められている。
中央テレビによると、死者は、甘粛省で100人、青海省で11人が確認された。
被災地域では家屋などの建物が倒壊しており、多くのけが人が出ている。消防や人民武装警察(武警)などが捜索活動を行っている。多数の余震が観測されているほか、被災地域は広範囲に及んでおり、被害者がさらに増える可能性がある。
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