盛岡市が東日本大震災で被災して盛岡市に移住した人にアンケートを行ったところ「生活で困りごとがある」と答えた人は45%に上っていることがわかりました。
市は「切れ目のない細やかな支援を続けていきたい」としています。
盛岡市は、震災で被災し、その後盛岡市に移住した世帯を対象に、暮らしや健康などの状況を聞くアンケートを2011年から毎年行っています。
ことしは10月から11月にかけて478世帯が対象となり、およそ40%にあたる194世帯から回答を得ました。
この中で、いまの生活について尋ねたところ、「大変困っている」と、「やや困っている」と回答した人はあわせて45.2%に上り、去年の45%とほぼ同じでした。
困りごとの内訳を複数回答で尋ねたところ、「心身の健康のこと」が64%と最も多く、次いで「生活費やお金のこと」が60.7%、「医療費などの自己負担免除の終了」が28.1%などとなりました。
また、物価高の影響についても尋ねたところ、84%あまりが「影響を受けている」回答し、自由記述欄では「医療費の自己負担免除を考え直してほしい」だとか「生活費が足りず大学進学を諦めた」などといった声が寄せられたということです。
盛岡市危機管理防災課は、「震災当時から時間がたち、被災者の困りごとも複雑化してきている。引き続き寄り添いながら切れ目のない細やかな支援を続けていきたい」と話しています。
からの記事と詳細 ( 被災して盛岡市に移住した人「生活で困りごとがある」が45%|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp )
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