ボランティアの増加が見込まれる大型連休を前に、珠洲市では具体的な支援の要望を把握しようと被災者への聞き取り調査を行っています。
珠洲市の災害ボランティアセンターでは、被災した住民から片づけなどの依頼を受け付けていますが、最近は1日に20件ほどと最も多かったときの4分の1程度に減少しています。
16日はボランティアの増加が予想される大型連休を前に被災者の具体的な支援の要望を把握しようと、およそ20人が参加して聞き取り調査を行いました。
参加した人たちは2人1組で住宅を1軒ずつ回り、住民から困っていることがないかなどを確認していました。
また住民が避難などで不在にしている住宅には、荷物の片づけなどで戻ってきたときに作業依頼を申し込めるよう、案内の紙をポストに投かんしていました。
被災した70代の住民は「ボランティアの人たちには以前、仕事場の片づけを手伝ってもらったことがあり、1人では難しいので、とても安心できる存在です」と話していました。
聞き取り調査を行った秋元成さんは「いまできることをやっていくことが大切なので、被災者のニーズを把握して適切な支援につなげていきたいです」と話していました。
聞き取り調査は4月中に珠洲市のすべての地域で実施する予定で、調査結果などをもとに住民とボランティアのマッチングを行うことにしています。
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