台風１９号で被害を受けた宮城県丸森町で被災した自宅で生活を続ける「在宅被災者」を支援しようというボランティア活動が始まりました。手作りラーメンを無料で振る舞い、被災した人たちを励ましました。 「まるもり屋台や」と書かれた軽トラック。やってきたのは、大規模な土砂災害が起きた丸森町廻倉地区です。ボランティアを始めたのは、町内で旅館を営む大槻博さん。２０年ほど前まで町でラーメン店を経営していました。住民に手作りの醤油ラーメンを振る舞いました。この地区は、町の中心部から６キロ離れた山あいにあり、支援が十分行き届いていないと言います。
大槻さんは、台風１９号の直後から避難所での炊き出しなどを続けてきました。その後、被災した自宅で生活を続ける「在宅被災者」が町内に大勢いることを知り、支援に乗り出しました。
丸森町によりますと、町内には在宅被災者が少なくとも１０００世帯いると見られ、大槻さんは毎週月曜日に町内の各地区を回ることにしています。
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February 03, 2020 at 05:20PM
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