西日本豪雨からまもなく2年となりますが、NHKが広島、岡山、愛媛、山口の4県の被災者3500人余りにアンケートを行ったところ、6割が心身の不調を感じていることが明らかになりました。専門家は「新型コロナウイルスの影響で被災者の様子を把握することが難しくなっていて、これまで以上にきめ細かく支援する必要がある」と指摘しています。
NHKはことし5月から先月にかけて広島、岡山、愛媛、山口の4県の被災者1万1000人余りを対象にアンケートを行い、32％にあたる3540人から回答を得ました。
このなかで、西日本豪雨による心身への影響が今もあるかを尋ねたところ、「ある」が28％、「どちらかといえばある」が32％で合わせて60％にのぼりました。
心身に影響があると回答した人たちに具体的な症状などを複数回答で尋ねると、「よく眠れない」が35％、「薬が必要になった」が17％などとなりました。
各地の被災地では、支援が必要な被災者を対象に、保健師などによる定期的な見守り活動が行われていますが、新型コロナウイルスの感染拡大で活動の自粛や縮小を余儀なくされた自治体もあります。
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July 05, 2020 at 05:41AM
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西日本豪雨から2年 「心身に不調」被災者アンケートで6割 - NHK NEWS WEB
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