本田さんは、被災したほかの人たちを元気づけるため、食事を無料で提供しようと思い立ち、ちゅう房を早々に片づけて、今月8日からキッチンカーを借りて市内を回っています。
16日に訪れた中神町大柿地区では、自宅が浸水の被害を受けて避難生活を余儀なくされている人が少なくありません。
本田さんが、車内でハヤシライスやみそ汁などを準備し、被災した住宅の机やいすを借りて消毒すると、即席の「野外レストラン」が出来上がり、次々と集まってきた地区の人たちおよそ20人が、温かい食事を味わっていました。
避難所での生活が続く74歳の男性は「10日ぶりの温かい食事で、ありがたくて涙が出てきます」と話していました。
本田さんは「皆さんの喜ぶ顔を見て、胸がつまりました。今はまだ支援が足りず、地域の助け合いが大切だと思います」と話していました。
本田さんは、当面、この活動を続けたいとしています。
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July 16, 2020 at 03:10PM
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“被災者に温かい食事を” 被災レストラン経営者が提供 熊本 - NHK NEWS WEB
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