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Thursday, October 7, 2021

教訓を後世に伝える【震災遺構】 被災者感情や維持費などの課題も - www.fnn.jp

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福島テレビ

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福島県などで構成する『震災伝承ネットワーク協議会』には、東日本大震災の教訓を後世に伝えるものとして、福島県39件・岩手県113件・宮城県129件が登録されている。
内訳はアーカイブ施設や石碑など様々だが、岩手・宮城には被害を受けたままの姿で保存されている建物が以前からあった。

例えば、宮城県仙台市の『荒浜小学校』・・・指定避難所だったため、児童や教職員・地域住民など320人が避難。2階まで津波にのまれながらも無事救出された場所。津波で被害を受けた校舎が【震災遺構】として保存・展示されていて、被害を免れた4階では被災当日の様子を映像などで紹介している。

こうした【震災遺構】は岩手・宮城に複数あるが福島県では浪江町の『請戸小学校』が初めて。
このあたりからも、福島県の復興は時計の進み方が違うと感じる。

風化を防いで教訓を伝えていくためには、【震災遺構】が大きな意義を持つが、課題もある。
岩手県大槌町の役場は、議論を重ねた結果「庁舎を見たくないという住民の感情に寄り添う」として解体された。
また、同じく大槌町が津波の脅威を伝えるため船が乗り上げた民宿の保存費用を募ったが、維持費を確保できず、やむなく解体された。

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からの記事と詳細 ( 教訓を後世に伝える【震災遺構】 被災者感情や維持費などの課題も - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/250356

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