昨年７月の豪雨で被災した熊本県八代市坂本町を支援する市復興ボランティアセンターの最後の活動が１３日あり、集まったボランティア３１人が作業の後、広用紙に被災者への応援メッセージを書いた。
同センターは同市社会福祉協議会が運営し、昨年７月１５日に活動を開始。被災者の依頼で、家屋からの家財の搬出や泥出しなどを手伝ってきた。依頼の対応がほぼ完了したため、今月３０日での閉所を決定。これまでに延べ８７９８人のボランティアが、３７５件の活動に参加した。
この日の作業終了後、ボランティアは「坂本町の復興を心から祈っています」「いつでも呼んでください」などとメッセージを寄せ書き。坂本地域福祉センターに掲示される。センター長の松本博昭さん（５３）は「ボランティアの皆さんの力があってこそ被災者の力になれた」と感謝した。
生活再建や困り事などの相談は、今後も同協議会で受け付ける。同協議会本所ＴＥＬ０９６５（６２）８２２８。（元村彩）
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