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Friday, November 12, 2021

広島「エキニシ」火災 生活再建へ向け歩みだす被災者 - www.fnn.jp

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テレビ新広島

テレビ新広島

地域

発生から丸2日が経った「エキニシ」の大規模火災です。被害にあった人たちは後片付けや被災状況を確認するなど、生活の再建に向け一歩づつ前に進んでいます。

焼け焦げた壁や割れた…窓ガラス。大規模火災の現場となった「エキニシ」は、見るも無残な姿に変わり果てていました。

【カジュアルコリアンマシッタ・寺本裕治オーナー】
「(放水の)水で天井が落ちた感じ」

こちらの火元と同じ区画にある韓国料理店。3年前にも起きた「エキ二シ」での火災を受けて、細心の注意を払っていたといいます。

「うちは前回の(3年前の)火災の後に出店することになって火災保険もしっかり入っていて、燃えにくい素材を使って内装もやった。消火器はここで火を使うので近いところに。ぱっと見は(影響)ない感じだと思います。お客さんからも大丈夫ですか、頑張ってください、という温かい声もあるのでそれを励みに頑張りたいと思います」

大きな被害を受けた「エキ二シ」ですが、街は、再建に向けて一歩づづ前進しています。10日発生した大規模火災。エリアには飲食店や住宅が密集していて壁1枚を隔てるように連なっているため、火は一気に広範囲に燃え広がりました。

広島市によりますと「エキ二シ」エリアにある建物は、1958年から1962年にかけて建てられたものが多く、市街地での火災を防ぐ「防火地域」に指定されたのは1976年。指定前に建てられた家屋が多いため、建てた当時は「適法」でも現在は「違反状態」となる「既存不適格」の建物が多くあるとみられます。

【広島市南区役所建築課・登立哲課長】
「平成27年の流川の飲食店の火災が起きています。それ以降木造の建物が密集しているところに対してエキニシは平成28年から南消防署と合同で防火訪問・立ち入り検査を行ってきました。今後関係機関とどういう対応ができるか協議しながら検討していくことになると思います」

警察と消防によると火元の出火原因はいまだ分かっておらず、街のにぎわいを取り戻すためには、今後の防火対策が課題となります。

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からの記事と詳細 ( 広島「エキニシ」火災 生活再建へ向け歩みだす被災者 - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/269321

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