【北京共同】2011年に出身地の仙台市で東日本大震災を経験したフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)は14日、北京での記者会見で4位だった北京冬季五輪を振り返り「僕の演技が、皆さんの心が少しでも一つになるきっかけになっていたら、僕は幸せ者」と被災地へ思いを語った。
羽生は当時、リンクで練習中に巨大な揺れを感じて逃げ惑った。自宅が全壊判定となり、家族4人で避難所生活を送った経験がある。「(被災者から)応援していただけて本当に光栄だなと思うのと同時に、皆さんも自分を応援することで幸せになっていただけたら、うれしい」と話した。
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