学校に給食を作って提供する給食センターを、防災や被災者支援の拠点として活用しようという動きが広がりつつある。新設する際に、炊き出し機能や住民が一時退避できる機能を備えるなどしている。
熊本地震の教訓から 給食センターの機能強化
震度7の揺れが襲った2016年4月の熊本地震で、熊本県益城町の学校給食センターでは、倒れたガスボンベのガスが噴き出していた。食器の乾燥機や保管庫が倒れ、床はひび割れた。ボイラーも壊れ、上下水道管も断裂した。
町職員で、当時、センター所長だった内村康成さんが駆けつけると、自衛隊員に「炊き出しに給食センターを使えないか」と尋ねられた。しかし「危険で中に入れなかった。使えなかったのが惜しまれた」と振り返る。
地震前から、老朽化に伴う建…
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