福島県南相馬市は、震度6強の激しい揺れを観測した今月16日の地震で壊れた住宅などの修繕費用の補助や災害廃棄物の処理などのため、8億8000万円余りの補正予算を組む方針を固めました。
福島県沖を震源とする今月16日の地震で震度6強の揺れを観測した南相馬市では、多くの住宅が被害を受け、り災証明の申請が1800件余りに上っていますが、ほとんどが災害救助法の対象とならない一部損壊と見られています。
このため市は、自宅などが一部損壊の被害を受けた被災者に独自の支援策をとるため、総額8億8000万円余りの補正予算を組む方針を固めました。
このうち、▼市の調査で一部損壊と判定され、5万円以上かかる住宅や塀などの修繕工事を行った世帯への補助事業に1億6000万円、▼準半壊以上と判定され、トイレや台所など生活に欠かせない部分の応急修理を行った世帯への補助事業におよそ1億2000万円を計上しました。
また、▼災害廃棄物の処理に4億2000万円余り、▼ため池などの農業施設や道路、公園などの復旧事業に7450万円を計上しました。
この補正予算案は、30日開かれる臨時議会に提出され、可決される見通しです。
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