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Tuesday, July 5, 2022

西日本豪雨から4年 上空から見た「被災地は今」災害の記憶を刻む 広島 - FNNプライムオンライン

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忘れてはならない「あの日」からまもなく4年が経とうとしています。
災害の記憶を刻みながら被災地はどのように変ったのか…、去年から今年にかけての歩みをまとめました。

(2018年7月6日)
広島県内各地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨から6日で4年…。
被災地では3年から4年にかけてのこの1年で復興に向けてまた一歩、大きく歩みを進めてきました。

(加藤アナ:今年6月17日空撮)
「坂町小屋浦の上空です。災害当時大きな被害になった小屋浦、上空から見ると崩れた山の斜面、上流には砂防堰堤の工事が進められています。下流には住宅があった場所、一方で住宅がない場所、こうした差もみてとれます。公園があった場所には以前はなかった施設が完成しています」

去年から今年にかけて新たに建てられた『坂町災害伝承ホール』…。
当時の状況や被災者の体験談などをパネルと映像で学ぶことができ災害を風化させないことが狙いです。

(今年5月撮影)
「広島市東区馬木です。こちらを流れる大谷川ですが、西日本豪雨の際はこのように土石流が発生し、住宅団地や道路に大きな被害がでました。今国が行っている砂防堰堤の工事ですがあちら見ますと砂防堰堤の一基の本体が完成しています。その奥ではまだ砂防堰堤の工事が進められているという状況です」

(今年6月17日空撮)
「広島市東区馬木の上空です。上空から工事が進められる砂防堰堤の様子を見ると改めて規模の大きさを感じます。上流を見ると現在も工事が進められています。少しずつ着実に備えが進んでいます。規模の大きさに安心してはいけないが備えは大切」

(2019年撮影)
西日本豪雨で橋が壊れた広島市安佐北区白木町の「轟橋」…。
橋脚が折れ曲がり、赤い橋は少し下流に流されていました。

(今年5月撮影)
「三篠川の轟橋です。4年となる今年、現状を見てみますと架け替え工事がまさに行われているところです」

いまも続く復旧工事…。

(今年6月17日空撮)
「工事が進められる轟橋を上空から見てみると三篠川も見えます。三篠川の護岸ですが、護岸が新しく整備されているのがわかります。広い範囲にわたって整備復旧に力がそそがれているいう印象を受けます」

(今年5月撮影)
「広島市安佐北区白木町の三篠川です。このように従来の形に戻す復旧工事とともに川幅を広げるなど災害への強靭化も進められています」

盛り土や掘削で今後、同程度の洪水が発生しても家屋浸水などの被害を防ぐ改良復旧です。
一方、こちらも当時大きな被害を受けた呉市安浦町の市原地区…。

(2018年7月空撮)
「集落全体が家がどこにあったかわからない状態なのですがおそらく重機もまだ入れない状況だと推測されます」

(今年6月17日空撮)
「災害から4年、呉市安浦町市原地区を上空から見ています。災害当時上空から見て言葉を失うような状況でしたが、現在は復旧が進んでいることがわかります。一方で何も残されていない部分には辛さが思い出されます。クラフトビールが誕生するなどこの地区も新しい形へとかわりつつあります」

当時ボランティアとしてこの地を訪れた男性が民家を借りて誕生させたビールの醸造所…。
また、当時、一帯が茶色い水に覆われた三原市本郷町に行ってみると…。

(今年6月17日空撮)
「三原市本郷町です。発災当時は非常に広い範囲にわたって冠水し、あたり一面茶色い水に覆われました。その後この町を出て行ってしまった人もいるということですが、田んぼなど緑の場所も増えてきました」

その上流にある東広島市河内町の沼田川では、流出した護岸が新たに整備され小学生が4年ぶりにアユを放流…。

一歩一歩、復興に向かって歩み続けています。

テレビ新広島
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