静岡県熱海市で大規模な土石流が発生してから3日で1年1か月です。
土砂が流れ下った現場近くでは被災者らが犠牲者を悼んで黙とうをささげました。
去年7月3日、熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流の被害ではこれまでに災害関連死を含めて27人が亡くなり、いまも太田和子さんの行方が分かっていません。
発生から1年1か月となる3日、被災者ら約20人が土砂が流れ下った現場近くに集まり、消防に最初の通報があった午前10時半ごろに黙とうをささげました。
自宅が全壊する被害を受けた川口スミ子さん(54)は「絶対に忘れてはいけないと思い黙とうのために毎月来ています。太田さんがまだ見つかっていないので1日も早く見つかってほしい」と話していました。
土砂が流れ下った逢初川の周辺はいまも警戒区域に指定されていて原則として立ち入りが禁止されたままです。
熱海市は8月7日から9日にかけて被災者向けの説明会を開き、警戒区域の指定を解除するスケジュールなどを説明することにしています。
自宅が全壊する被害を受け神奈川県湯河原町で暮らしている太田滋さん(65)は「具体的にどのような説明があるかわかりませんが、被災者の希望に合っているのか、すみやかに戻ることができるのかを聞きたいです」と話していました。
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