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Tuesday, July 25, 2023

土石流遺族との意見交換受け熱海市長“被災者と対話重ねたい”|NHK 静岡県のニュース - nhk.or.jp

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熱海市が、おととしの土石流で被災した地区の復興計画の見直しをめぐり、24日、遺族の1人と個別に意見交換を行ったことを受けて、斉藤栄市長は25日の会見で「被災者との対話が不足しているという指摘を真摯に受け止め、対話を重ねていきたい」と述べました。

熱海市はことし5月、土石流で被災した伊豆山地区の復興に向けて宅地整備の計画を見直すと発表しましたが、この見直しに当たって市がヒアリングを行ったのは被災者の一部にとどまり、6月に開かれた住民説明会では、遺族や被災者から1人ひとりの意見を聞くよう求める要望書が出されました。
これを受けて斉藤市長は、24日要望書を提出した1人で、土石流で母親を亡くした、太田朋晃さん(57)の避難先のアパートを訪問し、個別に意見交換を行いました。
25日に開かれた記者会見で斉藤市長は、見直し後の方針を修正するかどうかについて、「基本的にはわれわれが考えている方向をご理解いただきたいと思っている。いただいた意見を踏まえて、議会とも相談しながら方針を決定したい」と述べました。
その上で「被災者との対話が不足しているという指摘を真摯に受け止め、対話を重ねていきたい」と述べ、今後も被災者との個別の面会を進めていく考えを示しました。
一方、県と市が逢初川沿いの私有地を買収し、川幅を広げる改修工事や市道の整備を行う計画について、斉藤市長は、「川の上流や中流、下流などのエリアごとに集まってもらい、こちらから説明をさせていただく」と述べ、地域ごとに計画への理解を求めていく考えを示しました。

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