上野公園にある西郷隆盛の銅像とその周辺の様子です。
100年前の写真と現在を動画で比べてみました。
体や立っている台のあたりに多くの張り紙が貼ってあるのが確認できます。
当時の東京市の『東京震災録 前輯』など複数の資料によりますと、銅像や柱や壁は行方不明者を尋ねたり避難者の無事を知らせたりするといった伝言板代わりとなっていました。
上野公園は火事から免れ、内閣府の資料によると、都内で最も多いおよそ50万人が避難したということです。
当時の内務省の「大正震災志」によりますと、広大な公園がわずかな隙間もない状態で、避難者は一時お互いの体を枕にして夜を明かしたということです。
その後はそれぞれの故郷に帰ったり、被害が軽微な場所に移ったりし、9月下旬には大部分が退去して、わずかに残った避難者が現在の東京国立博物館の敷地内や池之端に建設された公営のバラックに収容されたということです。
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