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Friday, January 12, 2024

被災者支援のトイレトレーラー、寒冷地仕様でなく派遣遅れ…全国初導入の静岡・富士市と西伊豆町 - 読売新聞オンライン

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 トイレ問題に悩まされる能登半島地震の被災者のため、全国からトイレ設置車両が派遣される中、静岡県富士市と西伊豆町のトイレトレーラーが寒冷地仕様になっていないため、派遣が遅れていることが分かった。

 寒冷地では、配管内の水が凍って、通水できなくなったり、管が破裂したりしてしまうため、管内の水を抜いたり、管の耐寒性を高めたりする必要がある。

 富士市と西伊豆町は2018年に同トレーラーを導入。富士市は過去4度、災害地に派遣したが、初冬の長野市で活動した際、水道管が凍り、使えなくなるトラブルを体験した。その教訓から、各自治体が寒冷地仕様の車両を導入するようになった。

 能登半島地震の発生後、両市町は同トレーラーの派遣を要請されたが派遣できなかった。富士市は、発生前の昨年12月に車両改修を始めていたため、24日に石川県輪島市へ派遣する予定だ。西伊豆町は、すぐには改修のめどが立たず派遣は未定という。

 全国自治体で初めて同トレーラーを導入し、所有自治体でつくる「みんな元気になるトイレネットワーク」の会長を務める小長井義正・富士市長は「残念で申し訳ない」と派遣の遅れを悔やんでいる。

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