氷見市は１２日、地震被害が大きい地区の住民を対象に、在宅被災者健康調査を始めた。保健師が対象地区の全戸を訪ね、心身の健康状態を把握して適切な支援につなげる。
家屋などが重大な被害を受けた北大町や栄町、中央町、間島などを訪問する予定。初日は保健師２人体制で北大町の１１７戸を訪問し、在宅者からは健康調査票に基づき状況を聞き取り、留守宅には市の支援メニューや相談窓口一覧を届けた。
１５～１９日は保健師１２人体制で行う。調査によって支援が必要と判断した世帯は市が定期的に見守るほか、福祉・医療機関につなぐなどの対応を取る。
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