外国と比べると自然災害が発生しやすいと言われている日本。今年も1月1日に起こった能登半島地震で、いまだ多くの人が避難生活を余儀なくされているわけだが、日本は地震以外にも台風や大雨、大雪など様々な災害に見舞われることが多い。そのなかの一つ、2022年9月に静岡県を中心に甚大な被害をもたらした台風15号を覚えているだろうか。 静岡市内に住んでいるMさんもその被災者の1人。6年前に購入したマイホームが半壊状態になるなど、まさに絶望的な状況に陥ったのだが、とある出来事によって非常に元気づけられ前向きな気持ちになれたという。
再び新品のPS5を買うとなると6万円ほどかかる。しかも2022年9月時点ではまだ抽選でしか買えず、高額転売商品がネット上に多く出品されていた。 そこで、まずは専用サイトから修理を依頼することに。浸水して動かなくなってしまった旨を伝えた上で本体を送ったそうだ。 「とりあえず、プレイステーションのオンライン修理受付サービスのサイトを見つけたので、申し込んでみたんです。なんとか1万円くらいで直ってくれないかな~って期待しつつ、本体を送ったら1週間後くらいに電話がありました。『機械の中に砂などが入ってしまっているので、もう直すのは難しい』と言われまして……」 1万円どころか、もう直せないと言われ落胆するMさん。ところが、その直後、受話器の向こうから意外な言葉が聞こえてきたという。 「でも、『今回はお見舞いという形で無償で新品と交換することはできます』って言ってもらえたんです。ただ、自分が持っていたのと同じ型のモノはもう製造していないので、いま販売している型になること、それとゲームのセーブデータは復元できないので、まっさらな状態のモノで良ければ交換が可能だということを伝えられました。ゲームのデータなんて当然諦めていたし、なんならより最新の商品を無料で交換してもらえるなんて夢のようでした」
壊れてしまったPS5とNitendo Switch
観測史上最多の雨量を記録した台風15号。静岡市内では6万戸が断水し5393棟の住宅が浸水、Mさんの自宅も例外ではなくリフォームせざるを得ない状況になっていた。また、壊れてしまった家具や家電製品も多数あり、その損害額は1000万円にも上るという。 「浸水は床上40センチくらいで、一階の部屋にあった家電製品がほとんど壊れてしまいました。そのなかにはPS5とNintendo Switchもあったのですが、乾いたら起動するかと思って、3〜4日くらい風通しの良いところに置いて乾燥させてみたんですよ。あと、砂が入っていそうな端子部分は掃除機で吸い取ったりして。でも、どちらも全く動きませんでした」ゲーム機を修理に出してみたものの…
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