迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう(32)が7日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。能登半島地震被災地における一部報道陣の行動に対し苦言を呈した。

へずまは地震発生後から現地入りし、支援活動を続けている。Xに「被災地で報道陣のマナーが悪すぎる。炊き出しを食べたり嫌がる女の子の撮影を続けたり避難所の入り口で待機したり何がしたいんだ? 被災者のプライバシーや生活を守れよ。当たり前のことが出来ない環境になって苦しい状況が続いてるんだぞ? サポートする気があるならもっとシビアに動け」と思いをつづった。

また別の投稿ではこの件について話した動画も添付。「被災地で嫌なことがあったので話します。もう1カ月くらい前から思ってたんですけど、報道陣、なにやっとるか! 物資も持たずに入り口でカメラ構えて(被災者に対し)”テレビ出てもらっていいですか?”って…違くないですか? 子供が避難所から散歩に出る時に、お母さんが手をつないで出る…”これやってもらっていいですか?こういううふうに手をつないで行ってもらっていいですか?”って、何してんですか」と現地で見たとみられる状況を明かした。

そして「被災地の人は、当たり前の生活がいきなり奪われたんですよ。ふだん食べれたものが食べれなくなったんですよ。そんなテレビ慣れしてるわけないじゃないですか。自分も避難所でふだん物資をお渡しして滞在することはあります。プライバシーは守っています。こちらから顔を写すことは絶対ないです。あなたたち報道陣は被災地に行って何か思わなかったんですか? あの状況を見て何も思わなかったんだったらもうやめてしまえ!」と続けた。

被災者から聞いた話として「ほかの団体様が炊き出ししているごはんを報道陣のかたが食べたらしいです。本当に許せません」と思いを述べ「お願いだから被災地を荒らすようなことしないでください。本当にみなさんがんばられています。(自分は)ボランディアを初めて2カ月目に突入しましたけど、最後まで石川をサポートしていきます」としめくくった。

この投稿に「良く言ってくれました」「むちゃいい事言ってる!」「へずまさんの言葉は真っ直ぐなので刺さってほしいですね」「ホントその通りだね」「被災地での本音ですね」「その通りだと改めて実感致しました」などと共感するコメントが多く集まったほか、「難しいとこだよね。被災地の現状が皆に広がって寄付が増えたらいいってのもあるけど。その情報収集の為に被災地の食料などを使うのは被災者さんの為にならないからね」「これは正論。炊き出しを報道陣が食べるなど言語道断。ただ被災地の現場を伝え、皆の記憶から能登半島地震を忘れさせないためにも彼らは重要な役割だ」「なら一切テレビで被災地の情報がなくてもいいんですかね?」などの声もあり、さまざまな意見が寄せられている。