地震による液状化の被害が大きかった富山県高岡市伏木地区で、被災者の心のケアの方法を学ぶ研修会が開かれました。この時期は、うつ病などにかからないよう被災者の不安を軽減させることが重要だと専門家は指摘します。
研修会では、県心の健康センターの麻生光男所長が講師を務め、被災者の支援にあたる民生委員などを対象に、被災後の時期に応じた心のケアについて講演しました。
麻生所長は、被災後1か月から3か月は不安や孤独感が深まる時期で、生活再建への具体的な支援などで被災者の現実的な不安を軽くする必要があると説明しました。
また、うつ病や自殺対策が必要な時期でもあり、定期的な訪問など見守り体制の構築が重要だと話します。
自宅が傾くなど自らも被災した健康づくりボランティアの女性は…。
自宅が被災した参加者:
「いつも心の中にストレスとかイライラとか不安がいっぱいたまっている。私自身がそうです」
参加者:
「気丈に見えても突然心が折れることもあるんだなって気づきました。これから気をつけて、みなさんと接したいと思います」
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