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Tuesday, May 14, 2024

兵庫県警が見た能登の記録。youtubeに被災者から感謝の声|記事一覧|企業・自治体向け防災情報メディア「防災 ... - 読売新聞オンライン

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写真説明:被災地に移動するため、自衛隊のヘリに乗り込む警察官ら=兵庫県警公式ユーチューブの動画から

元旦から5日間の活動まとめる

兵庫県警が動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信している能登半島地震の被災地に派遣した警察官の映像記録に対し、被災者から感謝の声などが寄せられている。映像は地震が発生した元日から5日間の活動をまとめたもので、担当者は「映像をきっかけに被災地への関心が高まり、さらなる支援につながればうれしい」としている。
兵庫県警は1月1~5日、石川県の要請を受けて広域緊急援助隊の隊員ら約50人を第1次として派遣。同行した県民広報課員らが動画を撮影し、14分間に編集した。

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発生から3時間後に車で被災地へ

動画は発災から約3時間後の1日午後7時半頃、車で被災地へ向かうところから始まる。道路が寸断されていることから、同県小松市の航空自衛隊小松基地に集まり、自衛隊のヘリで同県輪島市に移動。2日朝から要救助者の捜索を始め、倒壊寸前の民家に入って住民がいないか声をかけたり、頻繁に起きる余震で活動を阻まれたり、現地の緊迫した状況を記録している。

視聴数は1か月で4万回を突破

2024年3月2日に県警公式チャンネルで配信を始めたところ、視聴数は1か月間で4万回を突破した。県警によると、能登半島地震で被災した人から謝意を伝えるメールも届いているという。
輪島市の実家に帰省中に被災したという男性からは「初日から継続してのご支援、このご恩は決して忘れません。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を寄せられ、石川県民を名乗る人からは「兵庫県の支援の車両をたくさん見かけました。こんなにたくさんの方に来ていただいているんだと思うと、涙が出ます。きっと出会った住民は安心したことでしょう」とのメッセージが送られてきた。

写真説明:要救助者の捜索も度重なる余震に阻まれた=兵庫県警公式ユーチューブの動画から

隊員からの思いも

動画の終盤では、隊員の多くが犠牲者を目の当たりにして無力感を感じていることなど、隊員たちの被災地に向けた思いをテロップで伝えている。県警災害対策課では「『もっと何かできたのでは』というもどかしさを抱えながらの日々だったからこそ、地元住民の声は励みになる。これからも被災地を思いやる意識を高く持ち続けたい」と話していた。

(読売新聞 2024年3月6日掲載 神戸総局・長野祐気)

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