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Friday, January 22, 2021

被災要支援者 サポート強化へ 県など 富山DWAT発足 - 中日新聞

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発足した「富山DWAT」のメンバー=富山市のサンシップとやまで(県社協提供)

発足した「富山DWAT」のメンバー=富山市のサンシップとやまで(県社協提供)

  • 発足した「富山DWAT」のメンバー=富山市のサンシップとやまで(県社協提供)

 県や県社会福祉協議会(社協)などが、福祉系の専門職員らでつくる災害派遣福祉チーム「富山DWAT(Disaster Welfare Assistance Team)」を発足させた。被災地で避難所生活を余儀なくされた要支援者に対し、災害時でも切れ目なくサポートする。

 地震や豪雨の被災地では、障害者や高齢者らに十分なケアが行き届かず、生活機能が低下するなど二次的な被害が生じる課題があった。災害時の福祉体制を増強しようと、各県で「DWAT」の配備が進んでいる中、県内では未設置だった。県や県社協が中心となり、昨年から福祉職員への研修を実施してきた。

 チームには現在、介護福祉士や精神保健福祉士など八十九人が登録している。県の要請に応じて被災地に向かう。避難者がどのような支援を必要としているのか聞き取り、施設への橋渡しや応急的な介護措置も行う。

 二十日、富山市の「サンシップとやま」で発足式があり、チーム員らが抱負を述べた。県社協の担当者は「専門職が連携し、被災者の目線に寄り添って支援に取り組んでもらえたら」と期待を込めた。(山岸弓華)

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