災害時の被災者支援のあり方を考えるフォーラムが17日、熊本市中央区の熊本YMCA本館であり、2016年の熊本地震で支援に当たった民間団体の代表らが当時の活動を振り返った。
車中泊支援に取り組んだ同市の一般社団法人「minori」の高木聡史代表理事は、炊き出しなどで被災者と関係を深め、困り事を探ったケースを紹介。「復興Project大津 カセスル熊本」の吉田知司共同代表は、大津町の仮設住宅で「ちょい飲み屋」を開き、コミュニティーづくりに貢献したと説明した。
昨年7月の豪雨で甚大な被害が出た球磨村の「こうのせ再生委員会」の岩崎哲秀代表もオンラインで「地域で共同生活を送れるよう、復旧復興に向けた話し合いを続けている」と報告した。
総括で、木村敬副知事は「平時の地域づくりが有事の災害支援活動を強化することになる」と強調した。
フォーラムは、くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)などでつくる実行委員会が企画し、オンライン中継された。(澤本麻里子)
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