
新型コロナウイルスの影響で人と会う機会が減る中、被爆者団体の建物に被爆者たちが交流できるスペースが設けられることになり、24日、開所式が行われました。
この「ふれあいサロン」は、長崎市にある被爆者団体「被災協=長崎原爆被災者協議会」の建物の中にオープンし、24日は被爆者などおよそ40人が参加して開所式が開かれました。
式では被災協の田中重光会長があいさつし、「コロナ禍の中でも楽しく、そして仲間と話し合えるそういう場を作っていきたい」と述べました。
続いて、原爆で被爆した人の子ども、いわゆる「被爆2世」などおよそ20人が参加し、鍵盤ハーモニカの伴奏を交えて、参加者の1人が作詞・作曲した歌などを披露しました。
サロンは常設ではありませんが月2回ほど開放する予定で、被爆者たちの意見を聞きながらお茶会など交流の場として提供していきたいとしています。
訪れていた被爆者の松尾幸子さん(87)は「コロナの時代にはなかなか人と会えないが、こういう場所があれば集まることができ、得られる情報も多いと思うので皆さんに来てもらいたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 被災協の建物に「ふれあいサロン」 24日開所式 長崎市|NHK 長崎県のニュース - nhk.or.jp )
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