Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
静岡・熱海市で土石流災害が起きてから3日で半年。被災した人たちは様々な思いを抱えながら年末年始を迎えた。一方、熱海市は4日、黒塗り部分を外した約1000枚の行政文書を開示した。 2021年大晦日。被災地の近くにある伊豆山神社の参道では亡くなった方の追悼と復興への願いを込めたキャンドルが灯された。この催しは伊豆山のボランティア団体が企画したもので、被災者らも足を運び、未曽有の災害となった2021年を振り返った。 (被災者) 「新しい年がくるから、みんなが力を合わせて明るい灯をずっと灯していきたい。この光のように来年に向けてがんばりましょう」 被災地では、約120世帯の住民が、伊豆山に戻れないまま年を越した。 発生から半年となった3日、遺族や被災者らが集まり、土石流が起きた午前10時半ごろに合わせ黙とうを捧げ、亡くなった26人を悼んだ。 (母を亡くした 瀬下 雄史さん) 「ときどき思い出して眠れない夜もある。まだ苦しみは続いている。慌ただしくしていた半年だったのであっという間に過ぎた。もう半年たった」 (被災した 太田 滋さん) 「復興の話がどんどん進んできているが、並行して原因究明も進めてもらいたい」 (静岡県警 出雲 孝夫 警備部長) 「太田和子さんを探し出すという強い信念をもって捜索にあたっていただきたい」 3日、県警と下田海上保安部が約80人態勢で伊豆山港の海域や沿岸部を中心に、行方不明となっている太田和子さんの捜索活動を 行ったが、発見には至らなかった。 一方、土石流の原因を調査している熱海市議会の百条委員会が求めていた行政文書の黒塗り部分の開示について、4日、市が黒塗り部分を外した約1000枚を開示した。開示された行政文書は一般には公開されず、百条委員会の委員のみが見られるという。 伊豆山の復興、さらに土石流の原因究明…。様々な課題を抱えながら被災地・熱海の1年が始まった。
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